こんにちは、横浜市旭区外壁塗装・屋根工事専門店こだわり塗装のゆうちゃんの代表の萩原です。
タイルは半永久?レンガの外壁って塗装するの?どの様な手入れが必要なの?
その様なお問い合わせが過去に何回かありました。
確かにモルタルやサイディングは塗装をすると色が変わったり艶が出たりと外観に変化がある為外壁塗装を行っていない方でも見てわかりますが、タイルやレンガ見分けがつきませんよね。

タイルやレンガは無機質な素材の為、基本的には外壁塗装は不要です。
タイル・レンガはどの様な物?
タイル・レンガは無機質な素材ですので塗装は不要です。また、粘土や鉱石を高温で焼き固め作られている為、高い耐久性や耐水性を持ちます。
タイルやレンガは表面が劣化せず、長い年月と共に味わいが出てレンガ特有の雰囲気を楽しむことが出来ます。

タイル・レンガのメンテナンス方法は?
タイルやレンガの壁は様々な工法で施工されています。
その中で湿式工法が良く使われる工法です。
湿式工法の場合レンガを固定している目地のモルタルが劣化します。目地の中はセメント量が少ないモルタルになりますので、定期的に目地のモルタル補修が必要となります。

目地のモルタル補修の他に方法はない?
タイルの塗装は必要ありませんが目地の塗装を行う事がお勧めです。
目地の塗装?となるかと思います。
目地に色を付けたりはせず、浸透性吸収防止材と言われる塗料を目地に塗ります。
・紫外線や雨風による目地の劣化を防ぐ
・目地からの雨水の侵入を防ぐ
浸透性吸収防止材は、『内部に深く浸透し、吸収防止層を形成する。水は通さず空気は通す』という利点を持っています。
まるでマジックです。それほど塗料の技術は素晴らしいという事ですね✨
お勧めの浸透性吸収防止材の塗料
SK化研 タイルセラクリーン
日本ペイント グラシィガード
関西ペイント アレスアクアタイルガード
タイル・レンガ 外壁の注意点
タイルやレンガの目地は細く劣化の具合が見にくいです。またモルタル材外壁やサイディング材外壁などの様に目で見える劣化は非常に小さく困難です。
実際には表面や目地に大きな傷みや劣化が見えなっかたが、高所の目地に劣化を発見。しかし発見が遅く、雨水の侵入が深刻状態で木下地が全体的に腐食し、梁などが半分なくなってしまっている箇所もこの目で見た事があります。

その為しっかりとした知識と経験のある行業者に点検を依頼する事が必要です。
参考までに。
この工事は当初200万円の工事でした
(タイル張り替え・セラクリーン 屋根カバー工法 屋上ウレタン防水 シーリング工事)
タイルの張替時、3階外壁部分に違和感を感じ、中を見るためにタイル撤去を行ったところベニヤやラス網・モルタルがなくなっている状況を発見。1面1階から3階までタイル下地処理からタイル新設。
原因
6年前にサッシ廻りからの漏水があり、シーリングでの処理。そのシーリングが雨水の進路を逆に塞いでしまって6年間雨水がタイル下地に流れ続けていた。
最終工事金額は1000万弱となってしまった。
この様な事が、知識と経験のない業者によって発生してしまった。信頼したプロが起こした事実です。建設業は無資格でもあっる程度施工を行う事が出来る業種です。
しかし大切なお家のメンテナンスを依頼するのであれば、建設業許可・管理技術者・技能士は最低限取得している業者を選びましょう。
最後までお読みいただき有り難うございました。