こんにちは横浜市旭区外壁塗装・屋根工事専門店こだわり塗装のゆうちゃんの代表の萩原です。
外壁塗装 屋根塗装などを行う際には必ず必要な足場👷
お見積もりを頂いたのは良いけど本当にこの金額で大丈夫かな？適正な金額かどうか不安
必ず思う一つかと思います。
そこで今回は足場について費用や必要性などご説明させて頂きたいと思います。
足場は必ず必要？
はい。必要です。足場は外壁塗装をする上で必ず必要な工事となります。
近隣と隣接してスペースが無いなどの理由がある場合ブランコやロープでの施工を行う事がありますが、塗料の飛散や作業効率などが問題となっている為、足場作業が一番安全で効率的だと言われています。
また、足場無しの外壁塗装工事を行い、隣の屋根などに塗料が飛散した場合や物損などが起こった場合工事業者の保険は使えなく、トラブルの対処に問題が発生します。
足場費用￥
外壁塗装の足場は㎡で計算される事が一般的です。
１㎡辺り700～1000円が相場と言えるでしょう。
戸建ての場合は大きさにもよりますが、約15万～20万円前後は足場費用としてかかる事が多いです。
この費用に足場の周りにかけるシートも含まれています。
また、足場仮設・メッシュシートと表記するケースもあります。
例 足場仮設 ～㎡ 750円 メッシュシート ～㎡ 150円
計算方法 建物の外周ｍ＋８ｍ×家の高さｍ
相場より安い場合は少し注意が必要です。
安いというのは嬉しい事ですが、足場には慎重になってほしいと思います。
足場はとても危険な作業です。外壁塗装では自社施工と言う業者でも足場を自社で行う業者は無く、外注の足場屋さんに発注する事がほとんどです。その為連携が取れていなかった為、物損や人身事故を起こしてしまったり、また、現場を何件も重ねて過密な工程になっている事も考えられますので、安すぎるという事はトラブルもミスも起こる可能性が高い事に繋がるからです。
高層になる場合（3階～）
１，高層の建物の場合
2階より3階。高さが高くなれば高くなります。それは職人の数が増える事です。
2段、3段となれば足場を上にあげる人が居なくてはなりません。
建物まで階段を上らないといけない場合
玄関まで長い階段を上って行かないといけない場合、足場材の搬入に時間を費やす為、運搬費という項目が増え高くなります
足場のトラックが駐車するスペースが無く道路を使用する場合
トラックが道路に停車しての搬入が必要な場合は、停車とみなされる時間以上停車しなくてはいけません。その為道路使用許可申請が必要となり法定費用・図面作成費などがかかります。
足場が敷地内に収まらず、敷地境界線を越える場合、道路占有許可申請が必要となり使用許可同様費用がかかります。
その他に停車中に交通整備の為、交通誘導警備員が2名必要となり、組立・解体で計4名の警備費がかかります。
足場のトラブルと注意点
瑕疵保険の加入・対象範囲の確認
足場組立や解体の際に外壁や窓、ベランダの笠木・車にキズをつけてしまうトラブルは多くあります。
ひどい事例は外壁に足場材が刺さって穴が開いてしまったり。
本来なら保証してもらえるように思うところではありますが足場屋は塗装業者の下請けですから、責任の所在が分からなず泣き寝入りした言うパターンも聞いたことがあります。
特に工事関係者以外、リホーム箇所以外も含まれているかです。
駐車場の車は移動しておく
契約時などに説明があるかと思いますが、移動を忘れてしまった。となっても足場組立作業は始まってしまいます。足場作業に関わらず、洗浄工事や塗装工事など作業員が通行する際道具や缶が当たってしまったりと傷が付いたり汚れてしまう場合が多くあります。
隣家の敷地を借りる場合があるか否可
足場のトラブルで一番多いのはご自宅の敷地内では足場を組めない時です。
敷地内で組むことが出来ない場合は隣の敷地を使う以外方法がありません。
必ず隣家に丁寧にあいさつをし協力をお願いしてください。親切な業者であれば同行して専門的な視点でご説明をしてくれるはずです。
無許可での組み立てを行い、裁判沙汰になったりする場合もあります。その責任は工事を依頼したお客様ご自身になってしましますので注意が必要です。
足場を組立て解体してこの金額はちょっと…となる方もおられるとは思います。しかし近隣への配慮や周辺への塗料の飛散・トラブルの回避。また作業効率や作業の安全性を高めることでお家の工事の品質向上にもつながります。
外壁塗装だけでなく、工事全般を知る事で良い工事となる事は確かです。
ご参考になれれば幸いです
足場代金が高くなる場合があります。