こんにちは、横浜市旭区外壁塗装・屋根工事専門店こだわり塗装のゆうちゃんの代表の萩原です。
『外壁塗装や屋根塗装。またその他工事を行いたいけれど工事のことはもちろん。その他にも色々とわからないことが多く不安な面が沢山ある』
その様なご質問を頂くことが良くあります。
工事期間中をは普段の生活がどの様に変わってしまうのか?など事前に知っておければ、ストレスも少なく快適に工事期間中を過ごすことが出来ます。
作業手順に沿ってご説明させていただきます。

1.足場仮設工事
工事の一番最初は足場組立作業です。建物の周りを足場で組んで行くため、作業員がベランダに立ち入ったり、作業に伴うゴミや埃が舞いますので、洗濯物は終日干す事が出来ません。
足場組立作業中は大変危険な作業です。玄関の出入り時は注意が必要となります。

2.洗浄工事
足場組立が完了したら、洗浄工事です。屋根から外壁・軒天や窓といった建物全ての個所を専用の高圧洗浄機で汚れ等を落とす為に洗っていきます。
水の量がとても多いため、大雨の様に汚れた水が落ちてきます。窓の施錠を行わないと窓も空いてしまうくらいの勢いの水をかけていくため洗濯物は干せません。また、洗浄が完了したとしても軒天や軒樋からの水の雫が残っているためこちらも終日干す事が出来ません

3.シーリング工事・下地補修工事
サイディングの外壁材の方は外壁目地やサッシ回りのシールの打ち替え作業を行います。
モルタルの外壁材の方はひび割れや塗膜浮き個所などの下地補修を行います。
こちらの作業は、作業範囲が限られていることがあります。またシーリング作業ではベランダ優先やベランダ面は後日。と言った作業範囲を分けることが出来ます。
洗濯物が干したい日があれば業者さんと相談の上洗濯物を干す事が出来ます。

4.塗装工事
塗装工事の最初は養生作業です。窓周りや床など塗装を行わない箇所が汚れてしまわないようにビニールで養生を行っていきます。
養生は様々な形や状況に対応が出来ます。窓を一部開閉出来るようにしたり、その部分だけを剝がしたり、貼ったり。しかし、全ての窓を開けれるようにすることは出来ません。
2階建ての場合。2階と1階の窓を一か所ずつ開け閉め出来るようにしたりと、数に制限はかかってしましますが可能です。作業中は出来ませんが日曜日などのお休みの日や、作業終了後など窓の開閉が出来る個所を作ることが出来ます。

5.防水工事
ベランダの床の作業となります。
ウレタン塗膜防水密着工法・ウレタン通気緩衝工法などの場合、床の乾燥時間により、終日3日から5日ベランダの出入りが出来なくなりますので洗濯物は干す事が出来ません。

6.屋根工事・板金工事
2階の屋根や1階の下屋根の作業となります。一見干せそうな感じがありますが、ベニヤを切ったり、屋根材を加工したり、清掃したりと埃が発生する作業です。こちらも終日洗濯物は干す事が出来ません。

工事期間中は洗濯物を干す事に結構制限があります。
しかし、工事の工程や作業手順などで干せる日が作れることもあります。
工事が始まってからでは作業変更が難しいこともありお断りする場合が多いため、作業の打ち合わせの際に希望を伝えることが必要です。
またその点も考慮して工程表などを作成してくれる業者を選びたいところです。工事期間中も生活リズムや近隣の方たちへの配慮を行うことも含め外壁塗装工事です。
工事開始から工事終了、そして工事終了後までしっかりと考えてくれる業者さんをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
様々な点から業者選びや成功する外壁塗装工事のお役に立てることがコラムの必要性でもあると考えております。
ご参考になれれば幸いです。
洗濯物は干せるの? (ベランダにアクリル板で屋根がついている方も含めて)