こんにちは、こだわり塗装のゆうちゃんの北谷です。
前回ブログに書かせて頂きました、手摺支柱補修の続きを書かせて頂きます✨
雨水の浸水で吸収と蒸発を繰り返したことで、劣化してしまったコンクリートを撤去して鉄骨の支柱を露出させました。状態としては交換が必要なほどの腐食には至っていなかったので、現状を活かした補修で施工させて頂く事にしました。
防錆剤入りのプライマーを鉄骨とコンクリート全体に塗布していきます。錆の進行と補修で使用するモルタルの接着を良くする事が目的なので、とても大切な下処理の作業になります。

手摺り下部は元々塞がっていない鉄骨の作りだったため、上部から侵入した雨水がここからコンクリートに滲み出ていました。今回こちらの空洞は、耐久性の強いエポキシ系モルタルを使用してしっかり埋めさせて頂きます。

雨水の出口となっていた隙間を塞いだ後、表面も補修させて頂きました。モルタルを使用した断面補修はこれで完了になりますが、これではまだ肝心な鉄骨内部の補修はできていないのでモルタルが硬化してから、支柱内部にグラウト材を注入したいと思います。

不具合を発見した際は、少しでも早く適切な補修を行う事で将来にかかる費用を抑える事が出来ます。放置してしまうと大掛かりなことに発展してしまうケースもありますので、現状も踏まえて一番最適な施工をご提案させて頂きます。お住いの事で気になる事や不安に思う事がございましたら、こだわり塗装のゆうちゃんにご相談ください✨