こだわり塗装のゆうちゃんの代表親方の萩原です。
本日はALCの外壁目地のシーリング撤去作業でした。

シーリングとはサイディング板のつなぎ目にあるゴム状のものです。このシーリングには様々な役目があります。
まずは建物はいつも揺れています。微妙にです。窓や玄関のドアの開閉に伴って振動が伝わっています。その振動に追従してサイディングのひび割れなどを防いでくれているのがシールです。また、雨漏りを防ぐ為にも活躍をしているんです。
しかしそのシーリングはしっかりとした施工を行わないと数年で駄目になってしまいます【泣】
ウレタンや変成シリコンが良く聞く名前かと思います。
幅10㎜、奥行10㎜の厚みを確保して約6年~10年と言われています。建物や立地条件によって異なりますが。
こちらは施工前の写真です。経年劣化により弾力を失いひび割れが発生しています。
この古いシーリングを撤去する事から始まります。


刃物を扱うのでちょっと逃げ気味ですが…。ケガをしてしまったら仕事になりませんので慎重に!
今回はALCの目地なのでVカットにて撤去しました。

古いシーリング材は取り除き清掃して、これからテープを貼って新しいシーリングを打ちます。
シーリングでは、打ち替え・増し打ちと言われる作業があります。またこの作業で手抜きをする業者がいるもの事実です。打ち替えと記載しながら古いシーリングを撤去せずに新しいシールを打つのです…先ほど冒頭で述べた通り厚みが確保されませんので持ちません。ほんの2~3ミリのシーリング材が付いているだけです。材料や手間が省けるので行うのか?めんどくさいからなのか?わかりませんがやめて欲しいですね。
打ち替えと言われて増し打ちされてしまったことを見分けるには、まず撤去したシーリングを一日の作業終わりに見せて頂きましょう。またシーリングを打ち替えた場合目地から中に凹みがあります。増し打ちは目地から盛り上がっているように見えますのですぐわかります。参考までに!
もちろんサッシ廻りや雨樋の裏側などカッターが入らない箇所がある為しっかりと撤去が出来ない箇所もあります。その箇所は厚みが確保されるように工夫して打ちます。今度その写真をアップしますね。

90リットルのゴミ袋が満載です。こちらが古いシーリング材になります。
こだわり塗装のゆうちゃんでは施工写真はもちろんの事しっかりと毎日お客様にシーリングの撤去ゴミの確認を作業当日に行っております。見えない所での作業ですので出来る限りクリヤな作業を心掛けております。少しでも安心して頂ければと、様々な事を毎日の様に考えています。
明日はいよいよシーリングを打ちます♪
外壁塗装をお考えのお客様は是非、こだわり塗装のゆうちゃんへお任せください!