こんにちは。横浜市旭区の塗装職人直営店のこだわり塗装のゆうちゃんの萩原です。
外壁塗装の相場について本日はご説明させて頂きたいと思います。外壁塗装の相場は非常に各社様々で塗料の種類も多くわかりにくくなっております。それだけ優良な業者を選ぶ事が大切です。
相場だけでは判断しにくい為その他の事も合わせてご説明いたしますね。

まずは、相場なのかを判断する前に
塗料のグレード別耐久年数とご自身のメンテナンス計画を元に塗料を選択しましょう。
アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機塗料など多くの樹脂塗料があります。
アクリル・ウレタン塗料は費用が安く済みますが耐久年数が短く、塗り替えの頻度が多くなります。フッ素や無機塗料では費用が高額ですが耐久年数が永く、塗り替えの頻度が少なくなります。
その為メンテナンス計画にあった、耐久年数のバランスを考えて選ぶ事をお勧めいたします。また、外壁塗装では保護できない箇所のメンテナンスやお家の部位で耐用年数が異なる為、外壁塗装だけではなく、付帯部も含めた計画を検討する事が必要です。

外壁塗装・屋根塗装は3回塗りが基本となりますが、それよりも大切な作業。
外壁塗装は3回塗りが基本で、中塗りと上塗りを色を変えて塗る事が基本です。とネットや営業マンが言うセリフがありますが、3回しっかり塗れば何でもよいのとは違います。
塗料はあくまでも外壁材の保護を目的としていています。その為、下地があっての塗料です。
下地の状態が悪ければどのような良い塗料を使用してもその性能は活かされません。その為下地補修や下地処理を行わないで外壁塗装を進めてくる業者には注意が必要です。

相場費用 グレード・築年数別 (横浜市)
グレード別相場
ウレタン
20坪~50坪 45~90万円
シリコン
20坪~50坪 59.5~103万円
フッ素
20坪~50坪 97~148万円
無機
20坪~50坪 105~160万円
築年数別相場(20坪~30坪の場合)
10年 80万~135万円
20年 100万~150万円
30年 135万~170万円
40年 170万~220万円
外壁塗装以外にかかる費用の相場

外壁塗装以外に必要となる費用相場
1.足場仮設:12万~20万円
2.高圧洗浄:2万~4万円
3.下地補修:10万~16万円
4.養生費 :1万~2万円
5.産廃費用:5千円~
外壁塗装の面積の求め方

1.図面からの計算
2.現地にて実寸計算
3.坪数×3.3×1.2(係数)=外壁面積
外壁塗装が必要な劣化症状

- ひび割れ(クラック)
1ミリ以上のひび割れは速やかなに処理を行う必要があります。
基本的に0.35mm以下のひび割れはヘアークラックと言って処置がフィラー刷り込みなどの軽微なものとなります。基本、色褪せやチョーキングの跡に発生してきます。
- 色褪せ
塗料は外壁材保護の役目の為高い防水性があります。その低下の合図が退色です。防水性が低下すると躯体へのダメージが直接伝わります。最悪の場合は内部に雨水が侵入するなど漏水に繋がります。紫外線や酸性雨が主な原因です。
- チョーキング
塗料は自然の現象を受け劣化が進みだします。白や淡い色の塗料はチョークの粉の様なものが外壁を触ると手や衣類等に付着します。
- 塗膜剥がれ
外壁塗装後4年以内位に起こってしまった場合は施工不良です。適切な下塗り材ではなく、また乾燥不足による密着不良や下地処理の不足など様々です。アクリル・ウレタン塗料の様な耐久性が低い塗料では環境次第では2年~3年と早い段階から起きる可能性もあります。また躯体に適していない塗料を選定した場合。
- コケや藻の発生
コケは日の当たらない場所・湿気の多い場所で発生します。藻は日が当たり、水が溜まりやすい場所に発生します。コケや藻は健康に対しても良くはありませんし、外壁の劣化の進行を早めるものです。根を張り高圧洗浄では落としきれないです。
まとめ
外壁塗装の相場はこの様に劣化の具合や症状によって異なります。ある程度の相場間はわかりますが、金額が低い・高いでは判断しづらいのが事実として上がります。失敗する事例の中にもやはり金額の低さだけを選んでしまったことが原因の多くに上がっております。
地元に密着した経験豊富でしっかりとした知識を持った塗装業者を選ぶと良いかと思います。
無料点検でお話を聞き、複数のお見積もりでお家の状態による相場基準、塗装業者の職人と知識と技術の信頼性を確認すると成功する塗装工事を行えると思います。
最後までお読みいただき有り難うございます。外壁塗装のご検討の際ご参考になれれば幸いです。