戸建住宅 アパート 外壁塗装や屋根塗装工事を行う時期ってどの季節が良いの?

大切なマイホームを購入して10年近くなると初めての外壁塗装を考える方。

また一度外壁塗装を行って二度目の外壁塗装を考える方。

人生の中で何度も行うことが無い外壁塗装工事。その費用も決して安い物ではありませんので、せっかく高額な金額を払って行うなら一番良い時期で行いたい!と思う方も多いかと思います。

でもどの季節が良いのだろうか?やってはいけない時期ってあるのだろうか?

そんなお悩みについて今回はお役に立てればと思います。

始めに、基本的にはどの季節にも外壁塗装は行えます。

一年中塗装や防水・屋根工事は行えますので安心してください。

何か不具合が発生したらお近くの専門業者へ焦らずご相談下さい。

また私たちもこの季節は外壁塗装が出来ないという季節があっては生活が出来ません💦

どの季節も工事を行う事が出来ますが、それぞれに良い事や悪い事がありますのでご説明させて頂きます。

出会いの春

春に外壁塗装ってどうなの??

1.春の良い所

春は一年間の中で人気の高い季節となっています。

暖かく過ごしやすい季節であるためでしょうか。

エアコンもあまり使わず気候が良い時期です。

また、新学期を迎えたり、新しい事へ挑戦する後押しをしてくれたりもしてくれる季節ですよね。

作業を行うにもとても良い気候です。

塗装に適した気候は、気温25℃湿度65%です。(しっかりと湿度を確認してから行う必要性はあります)

2.春の悪い所

春の悪い所は、なんといっても風です。

春一番と言うくらい強風が多く、桜の花びらや葉っぱが塗ったばかりの外壁に付着してしまう。

また細かい砂や埃が乾燥していない屋根や外壁に付着するなど美観への悪影響はあります。

埃やゴミは塗料の仕上がりについてとても敵なんです。また工期も多少影響が出ます。

また、この時期は決算を迎える会社が多く施工業者は繁忙期な為、職人を確保を行う事が困難です。早めの予約や契約が必要となる事もあります。

また受験や入学などお子様がいる家庭では経済的なところも関係してくるかもしれません。

夏は海やプールへ

夏の暑い季節に外壁塗装って…

1,夏の良い所

乾燥が早く、職人の技術が要求されますが、日も長い為作業の進捗は良いかと思います。

しかし、夏は異常気象などでとても暑く熱中症などの危険も年々高くなってますね。

良い所は一年の中では非常に少ない季節かと思います。

 学校などの塗装工事など公共工事などはあちこちで夏休み期間で行っておりますが比較的に暇な時期です。

建てた時期や痛み具合によりほっとけない具合でしたらやらざる得ない事もあります。

しかし暇な時期になる事から逆に値引きがしやすい時期なのかもしれません。

2,夏の悪い所

施工に対する所ではやはりゲリラ豪雨です。

突然降って来るためせっかく塗った外壁や屋根が雨に打たれて塗り直しなど。近年では台風も大型のが発生しているので、工事期間は長くなる恐れがあります。

外壁塗装を行うにあたって窓回りを養生を行いますので窓の開閉が制限されます。エアコンは使用できますが換気に支障が出てしまいます。

梅雨時期は湿度です。塗装・防水の材料の大敵はなんといっても湿度です。

湿度が85%以上は作業不可をなります。個人的には75%で駄目だと思っています。

夏の工事を行う際は開けられる窓を各階に設けてもらえるよう施工業者さんに頼んでみると良いです。

食欲の秋

秋の外壁塗装は多く見かけるけどどうなの?

1,秋の良い所

春と同じくらい人気の季節となってます。

春と同じく気候が良く過ごしやすい時期ですから人気なのでしょうか?

気候も春と同じく塗装に適した気温と湿度があります。

2,秋の悪い所

秋は台風ですね。

近年では夏に大型の台風が発生して秋も10月まで真夏日なんてことになっていますが。

またマンションなどの改修工事なども多く行われる時期です。

現在は職人不足が問題となっています。その為春と同じく施工業者の確保が困難になる事も多々あるかと思います。

忘年会や年末年始

寒い季節に塗装って出来るの?

1,冬の良い所

やはり湿度が圧倒的に低い事です。

塗料の大敵は湿度ですので冬の乾燥しているこの季節は個人的に最適だと思っています。

年末までにはと秋工事が出来なかった方なども多く、春と秋同様工事の数は多いです。

皆さんが思われているほど寒さは余り気になりません。ヒートテックなど優れた衣類が今はたくさんありますから。

2,冬の悪い所

日が短い事や夜露などがあることで、工事期間が長くなることです。

またこの季節の塗装工事は業者選びが重要となると思います。

屋根塗装は特に施工時間が短く10時から14時までと制限が出てしまいます。理由は気温の変化が高く艶が引けてしまったりしてしまいます。

また塗料の乾燥も遅くなることで後垂れなども発生しやすく職人の知識や経験が高く求められます。

5℃以下は塗装が出来ない。まれに9時まで5℃以下の日もありますので。

まとめ

どの季節も良い事や悪い事があります。

時期もとても大切な事ですが、お住まいの外壁や屋根の状態での判断が一番重要となります。

またどの季節にも数多くの施工に対する問題点はありますので、しっかりとした知識や経験を持った会社ではなく、職人がいる会社を選ぶ事がポイントとなります。

それには親方(代表)が現役で現場に出ていることが重要と思います。

またしっかりとした知識や経験がはっきりとわかる会社が良いです。その証明は資格となります。

建築士。施工管理技士。技能士。など国家資格を持っているか。

持っていなくても、代表が現場に出ていなくても良い会社や良い職人がいることも確かです。

免許が良くても、その免許を扱う人間性も重要ですので、しっかりと管理・教育が出来る親方・職長が大切です。

様々な選ぶ条件がある中、上記の内容がある事が選ぶうえで最低基準かと思います。

この記事が失敗しない外壁塗装工事・成功する塗装工事のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき有り難うございました。

ABOUT US
萩原 裕
15歳から塗装業界へ。好きな事が仕事に出来る恵まれた環境・人生に感謝しています。 下請けで鍛えられてきた技術と勉強して取得した資格で夢である店舗を構えることが出来た。 ここからがスタートライン! 地域の皆様への塗装を通じて愛させれる事と塗装業の発展に本気で取り組む事が次なる挑戦。 職人の心を忘れずに突き進みます。 期待していてください。