こんにちは、横浜市旭区を拠点として外壁塗装工事や屋根工事・防水工事などを施工させていただいておりますこだわり塗装のゆうちゃんの萩原です。
今回は、『近隣挨拶』について、そのやり方や大切さをお伝えしようと思います。
外壁塗装工事を行うことが決定した際、工事を円滑に進行するためや工事完了後にいつもと同じように生活を送る為に近隣挨拶は重要です。

1.近隣挨拶はいつ?
業者に依頼してご契約した時点で、工事が始まるまでならいつでも良いです。一般的に1週間から10日前が望ましいと思います。近隣の皆様にもご予定があるかと思いますので前日などはトラブルのもととなってしまいます。そして、ご挨拶する対象住居はご自宅に隣接するお宅は全てになります。基本的に前後左右となることが多いです。
2.誰が?私が?
お客様ご自身がご挨拶に行くことが一番良い方法です。また、施工業者と一緒に行くことも良いですね。専門的な角度からご説明してもらえるので安心です。しかし、施工業者が行ってくれる場合と何もしてくれない場合と様々です。施工業者が行ってくれるとしても、工事完了してからは長い近所付き合いとなりますので、やはりお客様ご自身でご挨拶を行うことが良いかと思います。
3.どのタイミングでどの様に?
施工業者とご契約を行い、施工日など具体的な事が決定した時、工事期間・工事内容を最低限お伝えすることが望ましいです。
外壁塗装工事の近隣トラブル

1.足場組立・解体による騒音問題
足場組立・解体では大きなトラックに足場材を積みお家の前に駐車して作業を行います。道幅が狭い道路やお家の幅が短くお隣さんの家の前にはみ出てしまったり、通行の妨げとなってしまったりと様々です。また、敷地内に足場を立てるスペースがない場合は隣の敷地を利用しないと組み立てられない状況もあります。
組み立てや解体は朝からお昼過ぎ(場合によっては夕方)までかかります。現在は単管足場安全の都合上使用される機会はほとんどなくビケ足場(くさび緊結式足場)での施工がほとんどで、終日ハンマーで叩く音が発生します。
ごめんなさい、○○日は終日うるさいかと思います。トラックが止まって通行の邪魔になってしまうかもしれません。などと一言伝えるだけで大丈夫です。
2.高圧洗浄による、騒音と汚水飛散問題
高圧洗浄も同じく14時から16時位までかかる作業となります。エンジン式ですので(防音型)作業中はずっとエンジン音が発生します。
また、屋根や外壁を洗浄中に隣の下屋根や窓に汚水が飛散してしまう事がございます。(ブルーシートなどの対策を行っていますが完全に抑えることが出来ない場合もある)お隣さんが出かける際に水しぶきがかかってしまったり、洗濯物に飛散してしまうこともあります。
*高圧洗浄日をお伝えしその日だけは室内干しにご協力していただきます。
3.塗料などの臭気
塗料には水で希釈する『水性塗料』とシンナーなどの有機溶剤で希釈する『溶剤』があります。水性といっても色々な樹脂が入った塗料ですので、臭いはあります。溶剤はシンナーですのでキツイ臭いが発生します。風向きによってはとても臭いがしてしまう事があります。特にシンナーは頭痛などの症状も出たり致します。
4.資材や養生ゴミや紐などの落下物など
風に流されて隣の敷地に、紐が落ちてしまった。養生材が転がって隣に入ってしまった。などが起きることがあります。
ゴミなどが落ちたりするかもしれないのでしっかりと掃除します。その際はお声がけして、敷地内にお邪魔するかもしれません。などとお伝えすることが多いです。
この様な工事に伴うトラブルの原因が沢山あります。しかし、事前に工事のご挨拶をすることでほとんど防げる事となります。一般的なマナーとしてもご挨拶は当たり前のことなのかも知れません。
お隣さんもいつかは工事を行う時が来ますのでお互い様と言うこともあります。この様な環境が作られた現場では作業する職人さんにも良い影響を与えます。
まとめ
1.工事が決まったら前後左右の方へ
2.施工業者が行ってくれる場合は同行しましょう
3.施工業者が行ってくれない場合は、
・工事の開始日・終了日など詳細がわかる書類(工程表)
・足場工事・洗浄工事日はしっかりとお伝えしましょう。
4.施工業者の名刺。もしくは担当者のお名前と電話番号をお伝えしておきましょう。

こだわり塗装のゆうちゃんでは、工事開始1週間前に近隣の皆様に名刺とお知らせ・工程表を持ってご挨拶を行っております。本当の塗装工事とはお客様はもちろんのこと隣近所の皆様もお客様の一人と思っております。SNSなどの普及で昔の様な近所付き合いを頻繁にする時代ではなくなってきていますので尚更大切な事だと思っております。
工事が終わってからも安心。こだわり塗装のゆうちゃんまでお気軽にお問合せください。
いつ、だれが、どのタイミングでどうやって?