屋根工事 カバー工法 ニチハのアスファルトシングルについて

こんにちは。横浜市旭区外壁塗装・屋根工事専門店こだわり塗装のゆうちゃんの代表の萩原です。

今回は屋根工事において、現在多くの方が行っているカバー工法についてご説明させて頂きます。

屋根カバー工法とは

屋根のメンテナンスの一つとしてカバー工法があります。

今の屋根材を撤去せずにその上から屋根材を乗せて張り付ける工法です。

既存の屋根材を撤去せずにルーフィングを貼って行きます

ルーフィング(アスファルトを圧縮した防水シート)は屋根材の防水機能を100%発揮する為の防水シートです。

注意点は防水シートと防水シートとの重なりを15センチ以上確保する事です。それを行わないと漏水に繋がります。

基本下から貼って行くのですが、屋根の形状によっては順番が異なる場合があり、その手順を間違えてしまうと漏水に繋がる事があります。

下に既存の屋根があるのに何故漏水に繋がるのか?

屋根材を釘で止めている為、釘を伝って漏水を起こす事があります。しかし屋根材の裏には熱で溶けて密着性を高める接着剤が塗布されていますので、その接着剤が釘の隙間を埋めてくれるため漏水を起こす事はありません。

アスファルトシングルを貼って行きます。

 シングル材の中心に釘を打つための線が引いています。その印をめがけて釘で固定していきます。

その印に打つのは強度を持たせるために必要な作業となります。

アスファルトシングルは風に弱く、施工不良による剥がれに繋がる為上記の事が重要になっています。

本当に釘だけで止まるの?

アスファルトシングル材の裏に接着材塗布されています。その接着剤が熱により接着する為、釘だけで張り付いている訳ではありませんのでご安心ください。

まとめ

屋根のカバー工法では既存の屋根の撤去を行わないので、屋根を捨てる産廃費用や撤去に掛かる人件費が掛からない事が工事費用の削減となります。

 また、2004年以前の屋根材はアスベストが使用されています。その為撤去に伴うアスベストの飛散による健康被害なども防ぐことが出来ます。(アスベスト囲い込み)しかしカバー工法では屋根材に限りがある為多くの種類を選ぶ事が出来ないので、業者の方に屋根材の種類をカタログ等で見せて頂き検討しましょう。

屋根工事のカバー工法についていかがでしたでしょうか?

この他にも屋根工事についてコラムを掲載していきますのでご覧になってください。

屋根工事をご検討されている方のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき有り難うございました。

ABOUT US
萩原 裕
15歳から塗装業界へ。好きな事が仕事に出来る恵まれた環境・人生に感謝しています。 下請けで鍛えられてきた技術と勉強して取得した資格で夢である店舗を構えることが出来た。 ここからがスタートライン! 地域の皆様への塗装を通じて愛させれる事と塗装業の発展に本気で取り組む事が次なる挑戦。 職人の心を忘れずに突き進みます。 期待していてください。