こんにちは、横浜市旭区外壁塗装・屋根工事専門店こだわり塗装のゆうちゃんの萩原です。
今回はハイブリッド塗料について説明させて頂きたいと思います。

ハイブリット塗料とは、有機塗料と無機塗料のお互いの良い所だけを混ぜ合わせた塗料になります。 有機塗料は柔軟性がありますが、塗膜が劣化しやすい事がデメリットでした。それに対し無機塗料は耐候性には非常に優れていますが、塗膜が固いためひび割れが起きやすいと言うデメリットがありました。そんなお互いのデメリットを解決したものが、今注目されているハイブリッド塗料になります。
それでは、ハイブリッド塗料の性能をご紹介させて頂きます。
塗膜に当たった雨水が薄い膜の様に広がります。広がった雨水が汚れの下に入り込み、一緒に流れ落ちるようになります。雨が降るたびに外壁の汚れが洗い流されていきます。

静電気を帯びにくく、汚れが付着しにくい
塗料に汚れが付着する要因の一つは塗膜表面の静電気です。しかし、無機系塗膜は、静電気を帯びにくい特長を持っているため、静電気を帯びた汚れの付着を防ぎます。

ハイブリッド技術による無機系超耐候性樹脂やラジカルコントロール技術により、超耐候性を示します。
強固な結合を持つ無機物が配合されているので、紫外線による劣化に耐える事が出来ます。そのためメーカー発表の期待耐用年数は18年~20年と言われており、トップクラスの耐久性を誇ります。
無機成分を名のレベルまでに複合化する技術により、強靭な塗膜の形成を実現する事ができ従来の水性塗料を超える高耐候性を実現しました。

ラジカルコントロール技術により、塗膜内に発生したラジカルを無機シールド層と有機シールド層のダブルシールドで抑える事ができ、わずかに発生したラジカルもラジカルキャッチャーが捕捉して抑えてくれます。

ただし、無機塗料は他の塗料と比べて施工が難しいです。適切な施工が行われないと剥などのトラブルが起きてしまいます。まだ扱ったことの無い施工店さんも多いのが現状です。業者選びの際は正しい知識を持ったところに依頼するようにしましょう。

高耐久塗料を使用する事で将来にかかる工事費用が抑えられる事にもなります。一般的な塗料を使用して10年のサイクルでメンテナンスを行う場合と、無機塗料などの高耐久を使用して15年~20年のサイクルで比較した場合ですと30年目で工事1回分の差が生まれることになります。どうしても塗料自体が高価な物になりますので価格が高く感じますが、長期的に考えた場合はお得という事になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。工事の事でお悩みになっている事などございましたらこだわり塗装のゆうちゃんにご相談下さい。
汚れが付着しにくく、親水性の高いセラミックが配合されている。