戸建住宅・アパート 外壁塗装・屋根工事 見積りの比較について

こんにちは、横浜市旭区外壁塗装・屋根工事専門店こだわり塗装のゆうちゃんの代表の萩原です。

今回はお見積書について。ほとんどの皆さんが外壁塗装を行なう際に複数の御者からお見積を取る事が当たり前になってきています。その比較の仕方について参考になれればと思います。

 皆さまはどの様な所で比較をしていますか?会社の規模ですか?会社の住所でしょうか?金額ですか?

 複数のお見積もりを依頼して揃ったのはいいけど、よくわからなくて金額と担当の人柄などで判断しがちになっては無いでしょうか?確かに人柄や金額は大切です。でも外壁塗装工事は金額や人柄だけでは判断できません。

 『シリコン塗料』や『屋根塗装一式』などの記載があったとします。

 使用する材料がシリコンでも、種類は数多く、それに金額も様々です。また、一式では何回塗るのかすらわかりません。

 A社の見積もりがB社の見積もりより安かったのは塗料の品質が低かったからかもしれませんし、塗り回数が少なかったからかもしれません。

比較について

お見積書の見方が理解できれば相場感がわかってくる✨

1.使用する塗料のメーカー・塗料名の記載

下塗りに使用されるシーラーやサーフなどでも品質や適応する外壁材などが異なります。

     シーラー(水性ミラクシーラーなどの名前があります)

     サーフ(水性SDサーフエポプレミアムなどの名前があります)

シリコン塗料でも品質の低い物から高いものまであり、耐久性も3~4年位の差があります。

シリコン塗料(シリコン樹脂塗料)・シーラー・サーフと記載ではグレードは不明です。

     塗料のメーカー(例えば、日本ペイントなど)

     塗料の名前(例えば、プレミアムシリコンなど)

下塗り・中塗り・上塗りなどと塗り回数が記載してあるかが比較するには重要な材料となります。

更に、その塗料を選んだ理由なども聞ければ、尚、理解する事が出来るのではないかと思います。

2.外壁や屋根の平米数(㎡)と雨樋や破風などの付帯部のメーター数(m)や個所数の記載

 足場一式・塗装一式・付帯部一式などの記載されているお見積書は適正ではありません。面積やメーター数から必要な塗料の缶数を出して塗り手間(施工費)を足した単価に㎡数をかけて計算されるのが一般的です。その為見た感じの感などで出す事は品質にも影響しかねません。

3.塗料ごとの耐久性(期待耐用年数)や保証年数の記載

 外壁塗装工事では完工した際に出される保証書があります。終わってから、保証年数が短かったなど言った、言ってないのトラブルが発生しているのも現実にあります。その為お見積り書か契約書の中に記載して頂くよう心掛けてください。

4.不透明な詳細が無い記載

 何に使われるものなのかがわからなければ比較は出来ません。特に諸経費という項目は、とても多く疑問を抱く経験をしてきました。

 依頼する工事店の種類によって異なりますが、諸経費が10万~30万円と言う記載を見たことがあります。現場管理費などはわかりますが高すぎる金額なので不信感しか生まれませんね。

 通常であれば高速道路を使用するから高速代、ガソリン代。養生のゴミやシーリングの撤去したゴミを産廃費で1万円から2万円などと言った金額となります。この様に何に使われているかが明確だととても比較しやすくなります。

 お見積もりの見方を理解する事で、お客様もご自身で調べる事や、業者との打ち合わせで疑問点などを積極的に行う事が出来、不明点や要望もしっかりと伝えることが出来ます。その様な時間を共有する事で業者との信頼関係が築き、より正確な判断が出来るのではないかと思います。

 お見積りの内容をしっかりとご自身で理解する事で、良い業者選びにも繋がります。しっかりと見極め満足のいく外壁塗装工事を行いましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT US
萩原 裕
15歳から塗装業界へ。好きな事が仕事に出来る恵まれた環境・人生に感謝しています。 下請けで鍛えられてきた技術と勉強して取得した資格で夢である店舗を構えることが出来た。 ここからがスタートライン! 地域の皆様への塗装を通じて愛させれる事と塗装業の発展に本気で取り組む事が次なる挑戦。 職人の心を忘れずに突き進みます。 期待していてください。