足場解体と現場調査2件!

 こんにちは。横浜市旭区を拠点として外壁塗装・屋根工事・防水工事を行っているこだわり塗装のゆうちゃんの代表の萩原です。

 今日は東京都江戸川区南葛西の足場解体。その為、安全に解体が行えるよう立ち合いに行かせて頂きました。

 足場仮設工事は流石に自社施工は不可能です。トラックやこの足場材を購入する資金や置き場所の確保・とび職人の確保はどこの会社様でも難しいです。ほとんどの会社が足場は外注にお願いをしています。私達こだわり塗装のゆうちゃんも専属の足場屋さんにいつもお願いさせて頂いております。

 足場の組立は午後までかかりますが、解体は午前中でだいたい終わってしまいます。その為、午後からは現場調査へ行ってきました。

 20年ノーメンテナンスだったお家でした。写真は破風と軒樋になります。昔の建物で破風は木です。昔はこの様な建物が多く、今ではケイカルや板金などに変わっています。屋根も瓦です。

 私は、この様な建物を見ると職人になったころを思い出します。

 木は、塗装を行なう事が出来ますが、ただ塗ればいいってものでもありません。木部下塗り材と言う材料があります。粒子が粗い錆止めを使用する業者も多いですが、やはり専用の塗料を使用する事が望ましいです。また、木部は染色塗装といって、気に染み込ませるやり方が一番です。この様に剥がれてくる事はないのですが、色は茶系が多く、はっきりとした色が好みの人には向きません。

 しかし、木も呼吸している為この様に剥がれてきてしまうのが欠点です。いくら研磨を行い塗装を行なったとしても剥がれます。この剥がれた塗膜を全て除去する事はなかなか困難で、剥離剤を使用したとしても木の目に入り込んでしまったりと不都合が起きます。ケレン作業をしたとしても弱い塗膜は剥がれますが、まだ少し密着性が残っている塗膜は残ります。でも弱っているのは確か。

 その為、新しく塗装を行なったとしてもこの弱った塗膜が剥がれます。新しい塗膜が剥がれたのではなく古い塗膜が剥がれる為、その上に塗った新しい塗膜事剥がれるという仕組み。良くすぐ剥がれる。前の塗装屋さん適当に塗ったんだな。なんていう声をたまに聴きます。その様な職人も確かにいますがしっかりとした下塗り材を使用したとしても木部の塗装は長くは持ちません💦

 その為、現在は板金をこの上に巻くことが最善の対策となっております。

 次はベランダ下の軒天です。皆さんわかりますか?

 そうです、これは漏水です。雨染みが広範囲にあり、カビが発生しています。この様な状態ですと下地もかなり水を含んでいるかと思います。この様な跡が軒天に発生したらすぐにご連絡下さい。漏水は早い対処が必要となります。室内天井への漏水も心配される跡ですが、今の所は外部のみでとどまっているようです。

 2件の調査を終えたので、ブログの後はお見積もりの作成に取り掛かります!!今日は遅くまで頑張ります。

 お家のSOSはこんな風に発見できます。少しでもおかしいなと思われる箇所があればお早目にお問合せ下さい。その為には定期的にお家の周りを見る様にして下さい。1か月に一度や2か月に一度は外周の掃除がてらでも、洗濯物干し中でも、外出・帰宅する際に少しでも見てくださいね。

 こだわり塗装のゆうちゃんでは、現場調査や即日の小工事に対応しております。細かい事でも構いません。よろしかったら一度ご提案だけでもさせて頂けたら幸いです。

ABOUT US
萩原 裕
15歳から塗装業界へ。好きな事が仕事に出来る恵まれた環境・人生に感謝しています。 下請けで鍛えられてきた技術と勉強して取得した資格で夢である店舗を構えることが出来た。 ここからがスタートライン! 地域の皆様への塗装を通じて愛させれる事と塗装業の発展に本気で取り組む事が次なる挑戦。 職人の心を忘れずに突き進みます。 期待していてください。