硬化不良のシーリング

こんにちは、こだわり塗装のゆうちゃんの北谷です。

先日話した猫ですが、姿を見せてくれなくなりました😿猫ってやっぱり気分屋ですね。

 戸建てに限らずマンションにもシーリングは使われています。                                   今回は施工ミスの紹介になります(´;ω;`)私達ではありませんよ💦

 下の写真の真ん中辺りがおかしく見えないですか?実はこのシ―ル10年以上経過しているのに固まっていないんです!実際そんな事が起こるのか❓と思いますが、施工のミスでこういった事は起きてしまうんです。

シ―リング材料には2液型と1液型と呼ばれるものがあります。

 1液型は空気や湿気に触れて硬化するので必ず硬化します。

 2液型は主剤と硬化剤を混ぜ合わせて硬化させます。この混ぜ合わせる時間が短かったり、材料の配合が足りなかったりすると固まらないんです。

 では、何故1液型を使わないの?と思いますよね??

 その理由は、材料の耐用年数を比較した時に2液の方が3年~4年長く、変色(ブリ―ド現象)が起きにくいからなんです。 

 さてここからが大変な作業の始まりです…

 固まっていないシ―ルは、とにかくベタベタして取りにくいんです😿周りも汚れてしまうので養生をしながら撤去していきます。

 あちこち触ると、ドンドン汚れていくので他の職人たちにも注意するように伝えました

↓の写真の様にペンチで掴むことすら不可能です。地道に取るしかありません。

根気よく撤去をして最後にシンナ―で綺麗に拭き取ります。本当に軍手がすぐ交換で無くなってしまいます。

 最後はしっかりとシンナーを使って綺麗に拭き取り撤去作業は完了となります💦

 私たちの職業では、見た目ではわからないことが沢山あります。しかし、施工だけではなく材料や施工方法の知識も持っていなくてはこの様な施工不良と呼ばれる工事が起きてしまいます。そのためこだわり塗装のゆうちゃんでは、施工経験だけでは満足せずに資格取得にも力を入れて取り組んでいます。

 私も現在施工管理技士の資格取得に向けて勉強中です🔥

作業の腕だけではない、技術と知識の兼ね備わった本物の工事を依頼してみませんか?

 あなた様からのお問い合わせを心からお待ちしております!!

ABOUT US
萩原 裕
15歳から塗装業界へ。好きな事が仕事に出来る恵まれた環境・人生に感謝しています。 下請けで鍛えられてきた技術と勉強して取得した資格で夢である店舗を構えることが出来た。 ここからがスタートライン! 地域の皆様への塗装を通じて愛させれる事と塗装業の発展に本気で取り組む事が次なる挑戦。 職人の心を忘れずに突き進みます。 期待していてください。