👷モニエル瓦 屋根塗装の注意点👷

こんにちは。横浜市旭区万騎が原を拠点として外壁・屋根塗装を行う職人直営店こだわり塗装のゆうちゃんの代表萩原です。

 屋根材はスレート・瓦・鋼板・アスファルトシングルなど多くの材料があります。今回はその中の『モニエル瓦』についてご説明させて頂きます!

モニエル瓦

部分補修は困難です

 差し替えなどの部分補修が行える屋根材がありますが、モニエル瓦は部分補修が難しいです。はっきり言ってしまえば無理です。の方が正しいかもしれません。古い民家などの解体業者であれば万が一中古のモニエル瓦を保管しているかもしれません。しかし国内でモニエル瓦を供給していた、日本モニエル株式会社は需要の縮小や建材の流行の変化により2010年に製造・販売から撤退してしまっています。現在どこを探し回っても新品のモニエル瓦は1枚たりとも見つける事が出来ないのです。

モニエル瓦

塗装のタイミングは築20年経過後が適正

 通常屋根塗装などでは、10年後を目安に塗り替えを行う事が良いと多くの所で言われているかと思います。防水塗膜が切れてしまう10年スパンでの再塗装が必要不可欠にはなりますが、モニエル瓦はとても頑丈なコンクリートの塊です。モニエル瓦の塗装について特に注意しなくてはならないのがスラリー層です。10年あたりですとまだスラリー層が密着しておりチョーキングも起こしていない状態がほとんどです。その為チョーキングが発生する築20年頃がベストな塗装時期だと考えております。

スラリー層とはセメント・顔料・骨材をドロドロのペースト状に混ぜ合わせた着色セメント液の事を言います。モニエル瓦の製造すぐにスラリー層でコーティングされ、その後にアクリル樹脂のスラリーガードを塗装し熱処理します。このスラリー層がある為新築時のモニエル瓦は鮮やかな発色と陶器瓦の様な光沢があるわけなんです。

注意点 

塗装を行うなら二つの注意点! 念入りな高圧洗浄と専用の下塗り材

モニエル瓦の塗装は適切な『下地処理』と『塗料選定』が絶対条件となります。

まずは劣化したスラリー層を物理的にどれだけ落としきれるかです。一般的な屋根の洗浄では苔などを落としきれば十分ですがモニエル瓦にはそんな簡単な事では通用致しません。洗浄では高圧のトルネードで至近距離から一枚一枚徹底的に当て洗い続けます。地面に瓦色した汚水が流れ落ちて行ききれいな水に変わるまでです

 次に下塗りの材料の選定です。モニエル瓦専用の浸透強化型シーラーを使用する事です。日本ペイント『ファイン浸透増膜シーラー』やSK化研『エスケー強化シーラー』です。なぜなら、水性や一般的に使用されるエポキシシーラーでは残ったスラリー層の奥まで浸透できなく固着力が低下します。また、いくら専用の強化シーラーでも吸い込みが著しくある場合などは瓦表面がしっかりと濡れ色になるまで2回、3回と塗り重ねる事も必要になります。

モニエル瓦

塗装以外のメンテナンス方法

塗装以外の施工方法は残念ながら『屋根葺き替え』の一択となります。既存の屋根材の上から行うカバー工法など工事費を安く抑えられる今人気の工法ですが、モニエル瓦やセメント瓦などの屋根は構造上カバー工法を施工する事が出来ないのです。また建物の耐震重量にも関わってくる為施工をすること自体許されないでしょう…

まとめ

モニエル瓦の塗装は念入りな高圧洗浄にてスラリー層を除去し、専用の下塗り材を必ず使用する事です。この二点を軽視するなどの施工方法などをしては1か月もしないでぺりぺりと剥がれてしまします。洗浄には丸1日、若しくは2日掛けているか?トルネードガンを使用しているか?専用の強化シーラーを使用しているか?ご確認下さい。

以上。モニエル瓦のメンテナンス方法でした。

こだわり塗装のゆうちゃんでは、塗装一筋30年の代表自身が現場調査を行い、これまでの現場で培った経験を元にお客様のお家に合った施工方法などをご提案させて頂いております。もちろん、代表自ら現場作業も行っています。

 調査やご相談は無料で行っておりますので、些細な事でもご連絡頂けたらと思います。外壁塗装を楽しんで、最後には笑顔をなって頂けるよう気持ちを込めご対応致します。

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